2006年04月01日

ありのまま舎

今日はR&Kで「ありまま舎」の記念式典で歌ってきた。

ありのまま舎は、身体障害者の自立ホームである「仙台ありのまま舎」と、重度障害者・難病ホスピスである「太白ありのまま舎」の二つがある。

もう既に亡くなられたが、筋ジストロフィー患者で詩人でもあった山田秀人さん(ドンパック)の詩に曲をつけたのがきっかけで、今でも付き合いをさせてもらっている。もうだいぶ長い。

今日の式典は、茂庭台にある重度障害者・難病ホスピスの「太白ありのまま舎」の方だった。
寝たきりの人から、車椅子で動ける人まで様々だ。でも、皆重い病気だ。
半端ではないのだ。

着くなり、「るり子」さんという方が車椅子で満面の笑みで迎えてくれた。彼女は体の半身が不随で、口も不自由なのだが、こちらのことを大歓迎してくれる。応援してくれているのが分かる。
自分らが帰るときの寂しそうな顔が忘れられない。

施設には牧師さんがいて、3人の牧師さんと話をした。うち一人の方は何と今日が誕生日で103歳になるという!とてもしっかりしていた。
人間生きる人は生きるんだなあ。

国の補助金が4月から減り、患者さんの負担が大きくなるという。
障害者年金だけではだいぶ苦しいらしい。
また、入所している方の話を聞いてやることがとても大切だとも話していた。

恐らく夜になると、不安で不安でたまらなくなる人がほとんどだろうなあ。
そういう中での会話。
やはり牧師さん、もしくは専門家じゃないと勤まらないのだろう。
自分の日常では、なかなか想像出来ない。
いかに自分が恵まれているかをひしひしと感じた。

人間社会は不平等だ。
でも生まれてきたからには、生きていかなければならないんだと思う。

人の数だけ生活があるんだよなあ。
世の中は絶対に相互理解、相互依存が不可欠だと痛感した。

てきぱきと動く職員の方に、何だか気が引けた。
何ぼかでも人の役に立てたらなあと真面目に思った・・・。 06.4.1arinomama.jpg
posted by kuro2kun at 23:27| Comment(4) | TrackBack(0) | R&K | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すみません。どうも自宅のPCが動かんので(いまだに98だから?)近くのインターネットカフェから失礼します。
 ありのまま舎の記事に感動しました。阪神タイガースの盗塁王赤星選手が、盗塁数と同じ数の車椅子を足の不自由な子供たちに贈呈していると通じる、いい話ですね。
 赤星選手の場合スピードで、黒津さんの場合旋律と歌声で人々を感動させることができます。趣味・特技というのは、就職等の履歴書をとりあえず埋めるものとしてとらえられる風潮がありますが、本来もっと感動的で(かつある種の”軽さ”もわすれず)あるべきではないでしょうか。
 昨日の詩の話に戻ると、僕の詩の原点は、
『生きる』−谷川俊太郎http://formulate.livedoor.biz/archives/20195779.html であり、
 詩のこころを読むhttp://www.kanshin.com/keyword-710651
 であったりしますが、これに絵をつけられるような時間をもてたらなあと思います。

追伸:同じ会社の者が、今年で”松井君”だなあと言ってました。何かと思えば”55歳”ってことで、、、そうすると黒津さんは”イチロー君”
ですね。ますます技に磨きがかかるんでしょうか。
Posted by 下河 at 2006年04月02日 17:29
下河さん
 
 今晩は。書き込み有難うございます。
98ですか。す、すごいっす(笑)。

 いや、ありのまま舎に関しては恥ずかしいです。凡人ですので、なかなかうまくやれません。
 赤星さんのようにはいきませんが、何かしら少しでも力になりたいと思っています。
もう少しアーティストパワーをつけて・・・。
 
 自分の心には正直に生きたいのものです。
感情の発露はどちらかというと簡単ですが、それを文字に託して共感してもらえ詩は、メロディと同列にあると思います。

谷川俊太郎さんは有名ですが、正直不勉強です。興味がありますので、少しかじらせてください。

遅ればせながらCeltic Womanを聞いてます。やはりアイリッシュはスーット入ってきます。
感覚が似ているのでしょうね。
それにしても皆神々しい歌声ですね。本物は心に響きます。
Posted by kuro2 at 2006年04月02日 22:43
私は半身麻痺の障害者ですが、ありのまま舎サンにお願いがあります。
街へ出かける度にありのまま舎の若い男の人の募金を呼びかける大きな声に異常に神経が反応し苦しい思いをしています。なぜ異常なほどの声で叫びちらし通行者に不愉快な思いをさせるのでしょう?時に殺意さえ感じます。そんなに金が欲しいなら政府に働きかけて静かにdonationを貰うように手続きを踏んで下さい。障害年金とかあるはずです。東京から来たというドイツ人家族も何事ですかと頭をひねっていました。もっと他人を思いやる心を持っていただきたいのです。アメリカに行ってみてください寄付を欲しい人はダンボールに金を寄付してくださいと書いたボードを首から提げて静かに立っていますし私も心打たれて寄付しましたが仙台の真ん中で騒音を撒き散らすあなた達には苛立ちしか覚えません。
Posted by 前田洋子 at 2009年09月30日 12:38
前田さん

書き込み有難うございます。
そうですか、そういうご意見もあるのですね。

僕自身はその現場を見ていないので何ともいえないのですが、ここで僕が何か言うことは難しいです。
でも同じ人間として、相互理解の心で「人を許す」、「人を認める」という気持ちではどうでしょうか?

五体満足な人間が言うことですので、すんなりと気持ちに入ってこないとは思います。でも、そう思ってもらえれば、とても嬉しいです。
Posted by kuro2 at 2009年09月30日 18:58
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