昨日、また新潟を中心とする震度6強の大地震が起きた。3年前の中越地震は記憶に新しい。
今年3月には能登半島でやはり震度6強の地震が起きている。
一昨年8月の宮城県の大地震は、マグニチュードでは昨日の地震を上回っている。
なんといっても11年前の阪神大震災は強烈に記憶に残っている。
有史以来の地震の統計をみると、大地震はほぼ同じような間隔で起きているみたいだ。
日本列島自体がプレートの境界に乗っかっているので、どうしても地震や火山の災害は避けられない。
地質が脆弱なのに、山の傾斜はきつい。当然河川も勾配がきつい。
これらの条件は侵食に弱いことを物語る。だから安全側にあるとは言えないのだ。
昨今は地球温暖化も叫ばれている。雨の降り方もどうやら妙な具合になって来ているようだ。
「災害は忘れた頃にやって来る」ではなくて、「災害は忘れないうちにやって来る」に切り替えた方がよさそうだ。
古い木造の家に住む人は、大地震が来たら潰れるくらいの危機意識を持った方がいい。
急傾斜地崩壊危険箇所の存在を、古館さんは「いやあ
全然しりませんでしたあ」とのこと。僕の定義では、こういうのを第一次災害弱者と呼んでます。地形が動くことをイメージできない人です。原発関係者もそうです。
車で事故起こすひと、運転が下手と言われる人(僕です)の共通点は、動きをイメージできない人です。
つまり、日本には災害弱者は1億2千万人いて、くろつさんや三浦さんやうちの社長みたいな人以外は、弱者だと思います。
それと、災害は忘れないうちにというのは、IT革命による利点も大きいと思います。山奥の情報も伝わりますからね。