2007年04月01日

基本

今日はR&Kの相方、和司くんの主催する「弾き語り教室」の親睦会に参加してきた。
彼は数年前から弾き語り教室というものを自宅で開いている。

今日はその生徒や関係者を招いての親睦会、要は発表会のようなものだった。
関係者も含めて30人近く集まっただろうか。

うーん、正直うまい人から下手な人まで様々だったが、みな音楽が好きなんだ、音楽を楽しみたいんだという姿勢、そう音楽の「基本」というものが強く伝わった。

その昔18歳の頃、当時一番町にあったサンリツ楽器に音楽仲間が集まって好きにミニコンサートをやっていたシーンがよみがえった。
あっという間の3時間だったなあ。

「潮騒」という自分のオリジナルをコピーしてくれた女性二人組みは、十分すぎるほど表現していた。
自分の曲を聞くというのは、どこか不思議なものを感じた。

ソロでも歌ったが、全然予定外の曲をやってしまった。
自分の伝えたい曲をやるのが一番いいんだ、そんなことを学ばさせてもらった。
半端はいかん・・・。

いい会だったよ和司くん。
ご苦労さん。
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2007年02月08日

パーティ

今日は2ヶ月ぶりにR&Kの演奏をした。

知り合いのバイクやさんから頼まれたもので、県会議員の新年会のパーティだった。
100人ほどの会だったが、皆さんには喜んでもらえたようだ。
何だか善人が多かったなあ。

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政治的なものと音楽が結びつくのは個人的にはあまり好きでは無いが、パーティのアトラクションということで気軽だったし、楽しめた。

しかし、やはり一仕事だ。
終わったら疲労感が押し寄せて来た。
何だかんだで気を使っているのだ。
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2006年09月10日

ジャズフェス

ジャズフェスで今年も歌ってきた。
R&Kでの出演は3回目だ。

今年は141ビルのセンターフォーラムNo.19ステージ。
場所にも恵まれた。
たくさんのお客さんに集まってもらった。また、友人・知人だけでも20人には来てもらった。

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自分ららしいライブが出来たと思う。
何と言っても、お客さんは「神様」だ。
お坊さんでもないが、合掌したくなる。


金曜日からライブが続いて、今回は他のアーティストが見れなかった。それが心残りだ。

見に来て頂いた方々に、心から感謝いたします。
どうも有難う!!

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2006年06月26日

一体感

「俺ら(おいら)のハウス」で夕べライブをしてきた。

お客さんの数こそ少なかったが、音楽の原点とも言うべきライブだったなあ。
歌う側と聴く側に自然な一体感があった。
こっちの思いがすぐに伝わり、リアクションもよく最近にない楽しいライブだった。

これはある意味ミュージシャンにとって天国のようなところだ。
店の雰囲気も良く、マスター、お客さんに心から感謝したい。そうQさんにも。

前日のイベントの仕事もそれなりに楽しく恵まれたものだったが、夕べは格別だった・・・。


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目標の50本ライブも今日の時点で22本になった。
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2006年06月11日

三越ライブその4

今日は三越ライブの日だった。
4回目になる。

今回は6階のインテリア売り場で演奏した。
1回目のステージを見た数人のお客さんが、2回目も楽しみにして待っていてくれた。
こういうのは嬉しい。

しかしPAなしのガチンコ勝負は、曲が何でも良いと言うわけではないなあ。

場所柄か、昭和歌謡は受ける。
やっていて楽しいので、伝わるようだ。

今週の土曜日にまたライブをする。

さて、明日はいよいよ日本-オーストラリア戦だ。
前回の大会では、仙台でも日本-トルコ戦があった。
雨の試合で、日本は負けたが・・。
もう4年が経つのか。

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2006年05月28日

ヘブンライブ

今回はある意味で、一皮向けたライブだったと思う。

昔から僕らのことを知っている音楽仲間の岩渕まこと君と一緒だった。
彼はギターも歌もうまく、早くからオリジナルを歌っていた。
そして相方の和司君の同級生だ。
観客にもその当時の知り合いが来ていた。

意識下にここで失敗はできないなというプレッシャーがあった。
でも本番は、今までのR&Kライブの中でもベストの出来だったと断言できる。

ただしLOOPの歌詞が一人のところを二人と僕は歌ってしまった。
だいぶ意味合いが変わる・・。
これは失敗だったがしょうがない。
他にも小さいミスはあったが、全体を見れば些細なことだ。

構成とエンターティメントの面で不満が残るという声もあった。
しかし、今回はオリジナルいこうとうという強い意思があったので仕方がないところだ。

こうなると年間50本ライブは夢にしたくない。

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2006年05月14日

いい一日

昨日は、鳴子在住の漆職人「佐藤健夫」さんのギャラリーでR&Kライブをしてきた。
 
恵まれた中でのライブだったなあ。
とても自然体にできた。

お土産に頂いた漆の器は、凛とした美しさがあり、何に使っても存在感がある一品だ。
その道を極めた人の作るものには、自然に敬意を表したくなる。

音楽も極めればそうなるよなあ。

偶然に東京フィルオーケストラ出身の女性バイオリニストの方とコラボもできた。
彼女は60才を過ぎているといっていたが、それはそれはとても力強い音色だった。
弾いていたバイオリンは、家を買える位の値段らしい・・・。

鳴子は気温10度以下で寒かったが、人との出会い、人のぬくもり、そして佐藤さんを支える家族の暖かさがあった。



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2006年04月08日

経験値

昨日のライブは、今までにない体験だった。

R&Kの演奏はイベントが多い。今回のようにお金を出して酒を飲みに来るフリーのお客さんの前では初めてと言っても良い。
さらにアングロサクソン系の外国人もいたし、やる前からいつもよりテンションが高くなった。

お店の人はノリのいいのが受けるという。アコースティックデュオでは確かに苦しい。でもやるからには、のせたい。それがアーティストだ。

飲みに来ている人は、リラックスしたいのだろうし、楽しみたいのだと思う。また見ていると、お店は縦長構造で、何も皆が皆ライブを聴きに来ているでもなさそうだ。

僕らはまだこういったお店ではやりなれていない。
それとネタを含めてアーティストパワー不足。

いい店だったので、次回は頑張りたい。
やり方次第で人の心はつかめると信じる。

ボスを倒すには、R&Kはまだ経験値が足りないようだ。
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2006年04月01日

ありのまま舎

今日はR&Kで「ありまま舎」の記念式典で歌ってきた。

ありのまま舎は、身体障害者の自立ホームである「仙台ありのまま舎」と、重度障害者・難病ホスピスである「太白ありのまま舎」の二つがある。

もう既に亡くなられたが、筋ジストロフィー患者で詩人でもあった山田秀人さん(ドンパック)の詩に曲をつけたのがきっかけで、今でも付き合いをさせてもらっている。もうだいぶ長い。

今日の式典は、茂庭台にある重度障害者・難病ホスピスの「太白ありのまま舎」の方だった。
寝たきりの人から、車椅子で動ける人まで様々だ。でも、皆重い病気だ。
半端ではないのだ。

着くなり、「るり子」さんという方が車椅子で満面の笑みで迎えてくれた。彼女は体の半身が不随で、口も不自由なのだが、こちらのことを大歓迎してくれる。応援してくれているのが分かる。
自分らが帰るときの寂しそうな顔が忘れられない。

施設には牧師さんがいて、3人の牧師さんと話をした。うち一人の方は何と今日が誕生日で103歳になるという!とてもしっかりしていた。
人間生きる人は生きるんだなあ。

国の補助金が4月から減り、患者さんの負担が大きくなるという。
障害者年金だけではだいぶ苦しいらしい。
また、入所している方の話を聞いてやることがとても大切だとも話していた。

恐らく夜になると、不安で不安でたまらなくなる人がほとんどだろうなあ。
そういう中での会話。
やはり牧師さん、もしくは専門家じゃないと勤まらないのだろう。
自分の日常では、なかなか想像出来ない。
いかに自分が恵まれているかをひしひしと感じた。

人間社会は不平等だ。
でも生まれてきたからには、生きていかなければならないんだと思う。

人の数だけ生活があるんだよなあ。
世の中は絶対に相互理解、相互依存が不可欠だと痛感した。

てきぱきと動く職員の方に、何だか気が引けた。
何ぼかでも人の役に立てたらなあと真面目に思った・・・。 06.4.1arinomama.jpg
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2006年03月14日

耳の痛い話

最近R&Kはあちこち営業廻りをしているが、耳の痛いご意見もある。

それは、「音楽云々以前に、まず人を惹きつける力がないとだめだ。カリスマ性もあるだろうが、何より心を掴むには話術だ」ということを言われた。
「君達にそれが欠けている」。
確かに・・・。

見ず知らずの僕らを始めて見にきたお客を和ませるのに話術は有効だ。うまくやれば、一気に場は和み、その後の演奏はスムーズになる。
実際、話がうまくいったときのライブは出来がいい。

話のうまい人は、人を飽きさせないし楽しませる。
でもそれは多分に才能=天性に行き着くと感じる。明石家さんまや島田伸助には絶対になれないのだ。

話術は、果たして音楽より重視しなければならないことだろうか?それは自分のやりたいことなのだろうか?
ちょっと考えてしまった。

以前こんなことがあった。
それは自分の曲「みちのくの空」がラジオから流れたときのことだ。
ある女の人が車を運転中に偶然ラジオから流れたこの曲を聞いて、おもわず涙が流れ車を止めて聞き入ってしまったという。それは息子のお嫁さんに会いに行く途中の出来事だったらしい。
後日僕のところへ、ぜひこの歌を結婚式で歌って欲しいという依頼が来たのだ。ラジオ局に問い合わせ連絡先を聞いたという。それで僕は後日息子さんの結婚式でギター1本で歌い、とても喜んでもらった。

またこんなこともあった。
ソロで村田町でライブをしたときのことだ。
「これからもきっと」というオリジナルを歌ったとき、ある女性が泣きながら聞いていた。
歌い終わってから、今の自分の置かれた境遇とオーバーラップし、とても励まされたと熱い握手を求められた。そしてCDまで買ってもらった。

これに近いことはR&Kでもある。

自分もまたラジオから流れた曲に感動し、その曲の入ったCDを買い求めることが時々ある。
大切にしたいのはこういった気持ちだ。
音楽と話術とでは、そもそも次元が違うのだ。

自分のやりたいことは、やはり音楽表現であり話術ではない。話術より話の中身が大切だと思う。ここを間違えてはいけない。
仲間や知人からは、R&Kの話はつまらないと正直よく言われた。でも僕らだって学習し、試行錯誤はしている。
曲とのつなぎの話は実に大切だと思っている。

おそらく、もう少し話術を研究し吟味すれば、オリジナルもすっと伝わるよと言いたかったのだろう。

昨日の出来事は、自分のスタンスを再確認できた。
よかったと思う。
耳に痛い言葉の裏には、確かに何かしらのヒントかある。




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2006年03月08日

音楽営業

今日は音楽関係者を回ってきた。50本ライブの意気込みを伝えるためだ。
相方と、これまでお世話になった放送局や情報誌、施設、また知人など合わせて6箇所ほど。

地方都市にいて、しかも音楽事務所などにも所属していない。アルバムだって自費出版。
環境は厳しいが、それだからこそ自分達ががんばるしかない。

でも回ってみると、皆さんの暖かさを感じる・・・。
やはり人と人とのつながりだなあ。
音楽なんて聴いてくれる人がいるから成り立つんだよな。

まだまだ行くところは沢山あるので、時間が許す限り動くつもりだ。

風のとても強い日だった。

駅前のビルの谷間を吹き抜ける風は、前進が困難なほどだった。
目に見えない空気の流れ。
気圧の差ってのは凄いエネルギーを生み出すものだ。
驚き。


posted by kuro2kun at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | R&K | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする